Socio and Eco Environmental Risk Management, Department of Urban Management, Kyoto University

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Flash Floods Integrated Management Considering Climate Change for Secured Development in Wadi Basins

近年、エジプトなどの乾燥・半乾燥地域のワジ(涸れ谷)流域においてフラッシュフラッド(WFF)が頻発しています。これに対して、減災と水資源開発を複合目的とする統合的管理方策を提案することを目的とする研究を行っています。WFF対策では、ハード対策(洪水貯留施設など)とソフト対策(降雨-流出モデルに基づく予警報システム導入や土地利用計画など)を組み合わせた多面的アプローチが重要です。一方、洪水は地下水かん養によって新たな水資源開発を行う貴重 な機会を生みます。そこで本研究では、WFFを再現するための水文モデルを開発し、気候変動シナリオ に基づく将来影響について検討しています。次に、WFFの被害軽減と地下水かん養を図るための洪水貯留施設群を提案し、日本発の台形CSGダムの適用可能性も検討しています。これらをベースに、ワジ流域に対するリスク評価手法を開発するとともに、中央・地方政府や地域コミュニティを包括したWFF統合管理モデルの実社会での適応を目指しています。

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